空調設備取付に伴うラッキング工事とは
空調設備を取り付ける際、外気の影響をできるだけ受けないようにするため、ラッキング作業が発生することがあります。
ラッキング作業とは対象物に対して断熱材などを巻いたり、装着させて温度変化の影響を受けにくくする作業です。
給排水管や空調設備の配管は高温になってしまうとそれが冷暖房設備の効果に大きく関わってきます。
そういった影響を受けないようにするため、薄い金属素材を配管に巻きつけることで、空調機能に支障が出ないようにしています。
巻き付ける素材はアルミやステンレス、鋼材などが多いです。
特に寒暖差の激しい地域ではこういったラッキング作業が欠かせません。
またレストランやカフェなどで火を使う場合、排煙処理が必要です。
高温の煙や火を配管を通じて外に排出するため、温度に耐えられる素材の配管を用意し、施工しています。
ラッキング工事を行う際は、一度工場や店などは営業をストップし、作業に専念する必要があります。
稼働中に施工すると作業員のやけど、あるいは爆発事故に繋がる危険性があります。
必ず配管の温度が下がってから施工するようにします。
タナクウでは、ラッキング工事も含めた配管工事や空調設備工事に対応していますのでお気軽にご相談ください。